2005年05月19日

ワンダフルデイズ

純韓国産アニメを、山賀博之が買い取って、ガイナックス20周年作品にした映画。
劇場に、我々以外に4人しかいないのを見て、やはり山賀さんは社長として問題があるのではという疑念が浮かび上がる。
そして、視聴後、その疑念は確信に変わった。

国家規模の(悪い意味で)自主アニメみたいな作品。
とにかく観ていて辛い。
劇場を出たくなったのは、ハットリ、雲の向こう以来。(ってけっこうあるな)
作画は合作アニメ劇場という感じで、テレコムと比べるしまうと見劣りする。
絵は崩れないのだが、動きはぬるい。
デザインも古臭く、CGは頑張ってるが、残念ながらかっこよくは見えない。
それらは許容範囲なのだが、とにかく脚本演出コンテが、絶望的にまずい。
設定がわからず、キャラクターの動機が不明確で、カットがつながって無いし、段取りがグダグダ。行ったり帰ったり、展開にまったく魅力が無い。
管理社会の虐げる側と、虐げられる側、みたいなありきたりな話なのだが、そのどちらの立場にも立てないのは、韓国アニメファンの複雑な心境の反映かと邪推した。
「日本に追いつけ追い越せ!」ということで、作ったのだと思うのだが、結果的にはやはり下請けやっておくのが良いと思わせる可哀想な作品。
「ハリウッド映画みたいな」「大人向け劇アニメ」を韓国で作る意味ってどこにあるのだろうか?
日本アニメが恐れるべきは、海外なんかではなく、オネアミスを創った山賀博之が、こんなことばかりやってオネアミス以来劇場が無いと言うことであり、「日本アニメを滅ぼすのは日本アニメ」でしかないのだろう。
山賀博之がいらん気を起こさなければ、日本の片隅で元アニメーターにこんなこと書かれて小馬鹿にされることも無かったわけで、そういった意味でも罪深い。

もしバーニーが生き残っていたら、アルもいつかは戦争はもちろん、バーニーに幻滅する日が来たかもしれないな、とおもった(笑

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