2008年05月22日
おもいでエマノン
鶴田謙二さんは、「寡作」で有名だ。
しかも如実にやる気が見て取れるタイプの絵描きだとおもう。
(非常にシンパシーを感じる)
しかし、それはパワーを溜めているのだ。「ここぞ」という時のために。
そんな悠久の時の中でファン首を長くし、そうでもないひとは存在を忘れかけてしまうのだが
本書は久々の「ここぞ」だ。御見それしました。
リュウ連載時に1話を読んで気になっていたのだが、通して見ると凄く良かった。
SFとみせかけた、「フーテン娘萌え」漫画。
美人で、化粧っけが無く、マイノリティーで、博識で、話し上手で、聞き上手。
特にラストは、文系男子の夢があふれている。
むしろ、「エマノン」の設定は色々疑問を感じなくはないが、そんな事は二の次なのだ。(劇中で語られてる事も推測だし)
鶴謙さんの描かれる女の子は、そもそも好みなのだが
今作で感銘を受けたのは、とにかくしぐさが上手い事。
繰り返される喫煙はもちろん、表情やら、ポーズやらいちいち良い。
特にご飯を食べるところが秀逸だ。

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